単焦点レンズ 50mm F1.4を試す [レンズについて]
先日、単焦点レンズ50mm F1.4をお借りできました。今回は、このレンズを実際に使ってみてのインプレッションレポートをお届けします。
(犬楠)
このレンズの特徴は、まずコンパクトなこと。ズーム機能を備えていないため小さく、取り回しは非常に楽です。重さは200gほどですが、コンパクトさのおかげで、かなり軽く感じます。もうひとつの特徴は、開放F値が1.4と低く、かなり明るいレンズだということです。
DT 18-70mm F3.5-5.6と大きさを比較
長さは約半分、重量は20g程度軽い
では、実際に撮影した画像をご覧ください。
(※ここからの画像はクリックすると大きなサイズでご覧いただけます)
50mm 1/200秒 F2.8 ISO 100 100mm 1/100秒 F2.5 ISO 100
撮影モード:プログラムオート 撮影モード:プログラムオート
±0.0 EV D-R:スタンダード ±0.0 EV D-R:スタンダード
WB:オート 画像仕上げ:スタンダード WB:オート 画像仕上げ:スタンダード
50mm 1/80秒 F2.0 ISO 125 50mm 1/80秒 F2.0 ISO 100
撮影モード:マクロ 撮影モード:プログラムオート
±0.0 EV D-R:スタンダード ±0.0 EV D-R:スタンダード
WB:オート 画像仕上げ:スタンダード WB:オート 画像仕上げ:スタンダード
50mm 1/80秒 F2.0 ISO 200 50mm 1/80秒 F2.2 ISO 100
撮影モード:プログラムオート 撮影モード:プログラムオート
±0.0 EV D-R:スタンダード ±0.0 EV D-R:スタンダード
WB:オート 画像仕上げ:スタンダード WB:オート 画像仕上げ:スタンダード
50mm 1/80秒 F2.0 ISO 125
撮影モード:プログラムオート
±0.0 EV D-R:スタンダード
WB:オート 画像仕上げ:スタンダード
撮影した日はあいにくの曇りでしたが、ぱりっとした画質を得ることができています。ボケ味も円形絞り採用の大口径レンズということで、美しいと思います。
50mm 1/30秒 F2.0 ISO 400 50mm 1/80秒 F2.0 ISO 125
撮影モード:プログラムオート 撮影モード:プログラムオート
±0.0 EV D-R:アドバンス ±0.0 EV D-R:アドバンス
WB:オート 画像仕上げ:スタンダード WB:オート 画像仕上げ:スタンダード
また、手ブレ補正機能と組み合わせると、暗いシーンの撮影でも威力を発揮します。上の写真2枚では、Dレンジオプティマイザーをアドバンスドにして撮影。暗い部分のディディールがはっきりと出ています。
50mm 1/80秒 F4.0 ISO 100 50mm 1/80秒 F4.0 ISO 100
撮影モード:マクロ 撮影モード:マクロ
±0.0 EV D-R:スタンダード ±0.0 EV D-R:スタンダード
WB:オート 画像仕上げ:スタンダード WB:オート 画像仕上げ:スタンダード
最短撮影距離は45cmですが、75mm相当なのでマクロ撮影もそれなりにこなせます。
明るいレンズが欲しいという人には文句なくオススメの一本だと感じました。特に、屋内での撮影に効果を上げてくれるはず。フラッシュをあまり使いたくない赤ちゃんやペットの撮影を楽しみたい場合、ぴったりのレンズだと思います。
ズームレンズのようなわかりやすい便利さはありませんが、表現力はかなり高いレンズです。美しい一枚を追求したい方は、購入を検討してはいかがでしょうか?
(犬楠)
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