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フットサルでスポーツ撮影に挑戦! [使いこなし]

ついこの間まで、夏だと思っていたらいつの間にか十月。すっかり秋めいてきた今日この頃。秋と言えばスポーツの秋! ということで、これからの運動会シーズンにも役立つ、スポーツの撮影についてです。
(犬楠)

今回撮影したのはフットサル。ご存じの方も多いと思いますが、5人対5人で楽しめるミニサッカーといった競技です。

さてさて、α100でスポーツを撮影するなら、シーンセレクションをスポーツモードにするのが基本。自動的に動く被写体にフォーカスを合わせ続けるコンティニアスAFと、速いシャッタースピードに切り替わるので、一瞬を鮮明に切り取ることができます。設定方法もモードダイヤルをスポーツモードに合わせるだけでよいので、誰でも簡単に撮影できるでしょう。

(ここからの写真はクリックして大きなサイズでご覧いただけます)


75mm 1/250秒 F6.3 ISO100
シャッター速度を速くすると、ボールが止まったような写真が撮れる


100mm 1/250秒 F5.0 ISO100


135mm 1/250秒 F5.6 ISO100

さらに一歩進んだ撮影を楽しみたいなら「シャッタースピード優先モード」がおすすめです。やはり基本はシャッター速度を速くすることで被写体ブレを防ぐこと。周囲の明るさなどにもよりますが、1/250よりも速い程度のシャッタースピードにすればバッチリ。そして、コンティニアスAFにしておけばスポーツモードと同じように撮影ができます。


140mm 1/500秒 F5.6 ISO100

細かな設定を試したいならシャッター速度優先モードで

また、逆にシャッター速度を1/50程度に遅くすれば、動いている部分の流れた動きのある写真が撮れます。さらに、被写体に合わせてカメラを動かして撮影(いわゆる流し撮り)すれば、周囲の風景に流れるような効果が出ます。運動会の徒競走などでこのテクニックを使うと、スピード感のある写真が撮れます。


75mm 1/50秒 F16.0 ISO100
動きを強調したいならシャッタースピードを遅めに


90mm 1/30秒 F14.0 ISO100
流し撮りでダイナミックに

また、スポーツ撮影には一脚や三脚も役立ちます。このときはコート外からゴール前を狙ってみました。ネットで囲まれたフットサルコートですが、望遠レンズで撮影することで手前のネットが写りこまないようにすることができています。また、いわゆる「置きピン」と呼ばれるテクニックで、あらかじめピントを合わせておき、すぐにシャッターを切れるようにしています。運動会でも、ゴールの瞬間などを確実に狙いたいときには、このような使い方がいいでしょう。なお、三脚を設置する場合には周囲の迷惑にならないよう注意しましょう。特に運動会などでは、スペースを取らず機動性のある一脚の方が便利かも知れません。


三脚を使うなら狙う場所を決めておく


160mm 1/500秒 F5.6 ISO100
ネット越しの撮影でも、多少の影が出るにとどまっている


210mm 1/500秒 F5.6 ISO100
ゴールの瞬間をキャッチ!

今回の撮影で感じたことですが、やはり望遠レンズの方がグッと寄った迫力のあるショットが撮れます。撮影では75-300mm F4.5-5.6が活躍しました。ただし、コート全体を撮影したい時にはレンズの交換が必要になってしまうのが難点。スポーツ撮影にはDT 18-200mm F3.5-6.3などの広角から望遠までカバーできるレンズがあると便利ではないでしょうか。

さらに、α100はアイスタートAFがあるので、「撮りたい!」と思った瞬間にカメラを構えれば、すぐにピントがあってくれるところが非常にスポーツ撮影向きだと感じました。また、手ブレ補正機能もカメラを多少振り回し気味にしてもブレのない写真が撮れ、改めて便利さを痛感しました。

あとは、スポーツ撮影では決定的な瞬間を逃さないためにも連続撮影は必須ですね。できるだけたくさん撮影し、後からベストショットを選ぶのがおすすめです。そのためにも容量の多いメディアを複数用意フォトストレージやノートPCを携帯するなどして、たくさんの枚数を撮影できるようにすると良いと思います。
(犬楠)

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2006-10-02 20:18  nice!(7) 
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