“α100”の付属ソフトで写真を加工してみる [アプリケーションソフト]
このブログがスタートして約3ヶ月半が経ちました。これまで様々な場所に出向いて写真を撮ってきたαマスターズですが、常にいい写真が撮れるとは限りません。もちろんイマイチな写真も数多く撮ってきました。そこで今回はそのイマイチな写真をImage Data Converter SRと、Picture Motion Browserを使って、加工してみることにしました。
Image Data Converter SRについてはこちら
Picture Motion Browserについてはこちら
まずはこの写真。
以前撮影したアジサイの写真ですが、花の色が薄くパッとしません。
そこでImage Data Converter SRを使って花の色を変えることにしました。
まずはアジサイを花をピンク色にしてみました。
ホワイトバランス … プリセット調整/太陽光(-237K)、色補正(10)
露出 … (-0.25EV)
シャープネス … シャープネス(10)
コントラスト … (-25)
色合い(色相) … (100)
彩度 … (10)
トーンカーブ … R、Bを変更
次は青色に挑戦。
ホワイトバランス … プリセット調整/白色蛍光灯(-262K)
シャープネス … シャープネス(10)
コントラスト … (20)
彩度 … (28)
トーンカーブ … Rを変更
ちょっと変化を付けて黄色のアジサイに。
ホワイトバランス … 色温度調整(9900K)、色補正(3)
コントラスト … (5)
色合い(色相) … (45)
彩度 … (73)
トーンカーブ … R、G、Bを変更
さすがに構図は変えられれませんが、元の写真と比べるとそこそこ見られるようになったと思います。またPicture Motion Browserを使えばトリミングが行なえますので、さらに違った印象の写真にすることができます。
Picture Motion Browserを立ち上げ写真を選択したら「編集」ボタンをクリック。
「編集」の中にある「トリミング」を選択して、赤い枠を移動させ使いたい部分だけを選びます。あとは右下にある「切り抜き」ボタンを押すだけ!
4つの写真をトリミングして並べてみると、こんな感じになります。
もともと“α100”で撮影した写真は、1020万画素による高画質、手ブレ補正によるブレのないシャープな画像なので、画像加工を行なえばイマイチな写真でも、新しいとして生まれ変わらせることができます。
さて次はこちらの写真。
どんよりとした曇り空で、あまりいい景色とはいえません。
そこで青空に変えてみます。
ホワイトバランス … プリセット調整/昼白色蛍光灯(+500K)、色補正(3)
露出 … (+1.00EV)
シャープネス … シャープネス(10)
コントラスト … (20)
色合い(色相) … (-35)
彩度 … (43)
トーンカーブ … Rを変更
昼間から夕方に移り変わる街。
ホワイトバランス … プリセット調整/日陰(+500K)、色補正(3)
コントラスト … (70)
色合い(色相) … (-42)
彩度 … (83)
トーンカーブ … Bを変更
という感じで、何の変哲もない写真でも、加工をすれば雰囲気をガラリと変えることができました。
RAWデータでなければ細かい加工をすることはできませんが、JPEGデータでもトーンカーブの変更が可能です。
こちらがトーンカーブのウィンドウ。Y(輝度)、R(赤)、G(緑)、B(青)を変更することができる。
例えばこの写真をトーンカーブを変更させて……。
こんな写真にすることもできます!
トーンカーブを変えるだけでも、写真の印象を変えることができます。ぜひ皆さんも写真の細かい部分まで加工・調整できるImage Data Converter SRと、ブラウザソフトでありながらトリミング、明るさ補正などが行なえる優れもののPicture Motion Browserを使って、画像加工に挑戦してみてはいかがでしょうか。
(豊田)
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